社名 | 有限会社 杉浦商店 |
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創業 | 明治44年(1911年)4月 |
所在地 | 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-22-8 TEL : 03-3941-6890 |
URL | https://yawaraya.jp |
代表 | 桜井 弘二 |
資本金 | 300万円 |
事業内容 | お惣菜・弁当の販売、宅配弁当、オーダーメイド・ケータリング |
営業許可 | 飲食店営業(2豊池衛食ほ第1029号) 食料品等販売業(2豊池衛食れ第127号) 乳類販売業(2豊池衛食ほ第1030号) |
体にやさしい和惣菜を中心に、サラダから揚げ物まで取り揃えています。ランチタイムにはできたてのお弁当を販売。お弁当1品から、デリバリーも承っています!
【月〜金曜日】9:00〜14:00、15:00〜19:30
【土曜日】9:00〜14:00
(※お弁当の配達時間は、月曜〜土曜日の11:00〜14:00です。)
日曜・祝祭日
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-22-8
JR山手線、都営三田線「巣鴨駅」から徒歩5分
都営三田線「千石駅」から徒歩6分
白山通りから「巣鴨大鳥商店街」に入ると、右手の1つ目の角にお店がございます。
祖父(初代)がお店を始めて以来、伯父(2代目)、父(3代目)、私と受け継がれてきた谷原屋。
ここではお店の歴史をご紹介させていただきます。
谷原屋の創業は明治44年(1911年)。祖父が祖母と所帯を持ち、ここ巣鴨の地で商売を始めました。祖父は練馬区「谷原(やわら)」の農家出身で、これが店名の由来となっています。昔は今ほど物が豊富に無く、人々はおやつとしてよく煮豆を食べたそうです。うぐいす豆、おたふく豆、そら豆。祖父はいろいろな煮豆を作っては、リヤカーで引き売りをしていました。伯父(2代目)が店を継いだ後も、引き売りは続きました。伯父は巣鴨近辺から、上野の方までよく歩いて行ったそうです。
長い間、地域の皆さまに支えられ繁盛してきた谷原屋ですが、第二次世界大戦中は、皆戦地に向かい、お店が続けられる状況ではありませんでした。そしてこのあたりは、空襲で焼け野原となってしまいました。商売もまた、ゼロからのやり直しに。終戦から間もない頃、伯父(2代目)と母は唯一手元に残っていた一台の三輪車に、練馬で野菜を積んでは池袋のあたりまで売りに行ったそうです。
父が母と結婚し、婿養子として継ぎ3代目に。4代目の私は、幼い頃から父が丁寧に豆を煮たり、炒ったりする姿を近くで見て育ちました。23歳で店を継いだ私ですが、実は10代の頃は、絶対に店を継がないと決めていました。お店を続けることの大変さを、近くで見ていてよく分かっていたからです。
けれども、進学、アメリカ留学と自分の夢を追いかける中で、日本の良さ、和食の良さを身に染みて感じるようになりました。「もっといろんな人に和惣菜の美味しさを伝えたい」と思い、気づけばこの道40年。お客様の笑顔を見る度に、この店を継いで本当に良かったと感じています。